建築写真日誌

2010年10月22日

地盤(ボーリング)調査の様子。

現在、コンクリート打設後の養生中です。

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着工前に行なわれた地盤調査の様子を載せます。

建物を建てる際、重要な調査です。

調査結果によって適切な基礎を造らないと、

地盤沈下によって家が傾きやすくなります。

また、地震時、場合によっては倒壊の恐れがあり、

大切な命と財産を守る事が出来ません。

よって弊社では、戸建住宅で一般的なスウェーデン式サウンディング調査

ではなく、信頼性の高い、ボーリングによる標準貫入試験を行なっています。

ちなみに、ボーリングと標準貫入試験は、本来は別々のものですが、

一般的には、ボーリング調査とは、ボーリングで開けた孔を利用して行なう

地盤調査の試験の事を言います。

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スウェーデン式は、鉄の棒におもりを載せて、おもりの重さや棒を回す

などして、沈む条件で地盤を判定します。

費用が3万円ぐらいと安く、スペースが狭くても出来るメリットがあります。

但し、深くまで出来ない点と途中に大き目の石など硬いものがあると、

そこで止まってしまい、その下がどのようになっているか分からないデメリットが

あります。

また、固いところに入っていかない為、地盤層の厚みが分からない欠点も

あります。

止まった深さの地点が、固い地盤の最天端と考えて基礎設計を行い、

基礎を載せたり、杭を打ってしまったりしてしまうと、

万が一、その層が薄かったりしまうと、地盤が耐えられなくて、

(杭であればその層をつき抜けて)建物が沈んでいってしまいます。

また、土を抜き取るわけでも無いので、回転させる際ジャリジャリする音を

頼りに、粘性地盤か、砕石地盤かなど土の抵抗値の判断することとなり

調査員のカンが判断の誤った調査報告になる可能性もあります。

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ボーリング調査は、実際現場で孔を掘って

それぞれの深さの地点で試験をおこないます。

掘って行ないますので、石などあっても、それを取り除いて調査を

行なう事が出来ます。

また、掘った土も、目で確認できますので、詳しく土の性質や

地層のごとの厚さや状態が分かります。

(下のは、掘った土の状態で、サンプルも持ち帰って会社で保管してあります。)

建物を支えられる安全な地盤かどうか、信頼性の高い調査をおこなって、

構造計画を進めていきます。

デメリットは、、調査時間が、スウェーデン式が5箇所調査しても約1,2時間

に対して、ボーリング調査は、1日から2日とかかります。

また、やぐらを組んで行ないますので、広さが必要な点と、

費用が調査深さによって違いますが、10万円から40万円くらいと

スウェーデン式と比べかなり高額な事です。

費用は高額ですし、キッチンや内装のように、目に見えるものでは

ありませんが、ご家族が安心してお住まい頂くのには、

大切な調査と弊社では考えております。

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弊社では、ご家族を守れる住まいを目指し、ボーリング調査を始め、

設計、工事をおこなっております。