ニュースリリース

2010年10月6日

型枠目地入れ(ひび割れ対策)

2階の外側の型枠工事です。

型枠に、目地を入れる為、棒状の部材を取り付けています。

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目地棒は、コンクリートのひび割れ対策の為に入れています。

構造に及ぼすような、大きなひび割れは、新耐震基準の構造計算通りのコンクリートや鉄筋が入っていれば、地震など外力がかからない限り、起きる可能性はかなり少ないでしょう。

しかし、構造的には及ばさないヘアークラック(髪の毛位の細さのひび割れ)は、コンクリートの硬化に伴う乾燥収縮時に、構造上弱い部分(主に外壁の窓の四隅)に起きる可能性は高いです。

対策として、コンクリートの水分をなるべく減す事と、ひび割れが発生しそうな部分に、あらかじめ目地と取っておいてそこの部分にひび割れを誘って、目立たないよう補修していく方法(誘発目地と言います)があります。

弊社では、構造上必要なコンクリートの厚みの確保した外側に、目地をとっています。

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一番困るのが、美観上、好き勝手にひび割れが走る事です。

もし、建物にひび割れが起きたとしても、目地に沿って起きる可能性が高く、補修も目地底の部分で行なえますので、目立たなく補修できます。

目地がないと、玄関先だろうが、道路に面した部分だろうが、好き勝手にひび割れがおき、補修跡も大きく目立ってきます。

目地を取ると、コンクリートを厚く打たないとなりませんし、目地を入れる手間など費用がかかるので入れない会社もあります。

札幌でも、コンクリートの住宅で窓の四隅に斜めに補修した跡が分かる建物が、多く見られます。

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乾燥収縮のひび割れは、建築後数年で発生する確率は低くなりますが、外力(地震、熱収縮)の影響を耐用年数の長いコンクリート住宅は受ける可能性はあり、目地があることによって、美観を損ないにくくなります。

外力には北海道は冬期、目地に入った水が凍ったり解けたりする凍害も含まれるかもしれません。

100%ひび割れをコントロール出来るわけではありませんが、弊社ではひび割れ対策は必要だと考えております。